コート・ダグリー

ストーリー

地理
レ・ヴィニュロン・ドゥ・コート・ダグリーは、ラングドック・ルーション地方の中でも南寄りに位置します。ラトウール・ドゥ・フランスからエスタゲルに西部を渡り、コルビエールとフヌイエードの境界まで広がっています。
ブドウ栽培は片岩の沖積土に石灰岩の残るラトウール・ドゥ・フランスやモンネーなど、西部及び南部で発展しました。

歴史
アグリー(Agly)とはカタルーニャ語でAigle、偉大な大地を意味します。
「陶酔が得られれば、酒瓶など何でもよい!"Qu’importe le flacon, pourvu qu’on ait l’ivresse!"(=形より実質が大切)」とは、フランスの文人アルフレッド・ド・ミュッセの名言ですが、レ・ヴィニュロン・ドゥ・コート・ダグリーが造り出す素晴らしいワインは、この言葉を見事に表しています。
ピレネー・オリエンタルのアグリー谷にある複数のカーヴが融合した結果、ラ・カーヴ・ドゥ・ヴィニュロン・デ・コート・ダグリーは今日、AOCコート・デュ・ルーションの最初の共同生産者となっています。

ブドウ栽培
エスタゲルからトータヴェルに至る地域は、小石の多い粘土質石灰質土壌の斜面になっています。ここで栽培されたブドウから生まれるAOCコート・デュ・ルーションのワインは、骨格がしっかりしていて、アロマとタンニンのバランスが良いのが特徴です。
キュヴェ・フランソワ・アルゴは、温度管理された醸造所のオーク樽で熟成されており、土壌と木樽熟成の完璧なバランスが楽しめるワインです。シャトー・モンネーでは片岩土壌で栽培されたブドウを使い、AOCミュスカ・ドゥ・リヴザルト、AOCリヴザルト、AOCコート・デュ・ルーション・ヴィラージュ,AOCラトゥール・ドゥ・フランス,AOCコート・デュ・ルーションのワインを生産しています。片岩土壌はワインに繊細さと力強いアロマをもたらし、シャトー・モンネーのワインはルーション地方の花形ワインとなっています。
コート・ダグリーでは、減農薬による自然なワイン造りを進め、熟成もオーク樽で細分化されて行われています。このように丹念に造られたワインには、親しみやすさと最高の品質が兼ね備わっています。

エスプリ
レ・ヴィニュロン・デ・コート・ダグリーは何年もの間、ワイン造りにおけるすべての段階で、質の向上を目指しています。
また、製品の原料明示や環境への配慮を保証するTerra Vitis(自然農法栽培)のもとで、減農薬栽培に着手しました。

ブドウ品種
様々な土壌、バラエティー豊かなブドウ品種、特有のテロワール。これらの条件が生み出す、あまたあるコート・デュ・ルーションのワインは、それぞれが個性豊か。この地域は、個々のワインで出来上った素晴らしいモザイク画のようです。
レ・ヴィニュロン・ドゥ・テラッツが造り出す、AOCコート・デュ・ルーションやコート・デュ・ルーション・ヴィラージュ、ヴァン・ドゥ・ペイは、この地の個性を十分に生かした、コストパフォーマンスの高い、本物のワインです。

さあ、まずは迷わず口にしてみましょう!

<主要ブドウ品種>
赤ワイン用ブドウ:グルナッシュ、カリニャン、メルロ、シラー、ムールヴェードル
白ワイン用ブドウ:シャルドネ、マカブー、ヴェルメンティーノ、ミュスカ・プティ・グラン、ミュスカ・ダレクサンドリ

商品一覧

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