ドメーヌ・デュ・グロ・パタ

ストーリー

 

ドメーヌの名前の由来
昔、この地域の人々は境界線を越えて隣町に行くために「パタ」というプロヴァンスのコインを払わなければなりませんでした。グロ・パタの家はヴェゾン・ラ・ロメーヌの町の境界線近く、木板でできた壁に面して位置していたことから、「パタ」の名が付きました。

地理
南仏ヴァレ・デュ・ローヌのドメーヌであるドメーヌ・デュ・グロ・パタは、ヴィルデューの街道の走るヴェゾン・ラ・ロメーヌの町に位置しています。ここには、ジゴンダス、ケランヌ、セグレ、ラストー、ロエ、サブレ、ヴァルレ、ボーモン・ドゥ・ヴニーズといった村々があり、プロヴァンス地方の象徴ともいえる荘厳なヴェントゥー山を望んでいます。

歴史
ドメーヌ「ル・グロ・パタ」は、それこそが家族4世代の歴史です。ドメーヌは今世紀初め、アグラエの曽祖父によって設立されました。1947年アグラエと結婚したポール・ガラニャンはドメーヌを引き継ぎ、しばらくの間収穫したブドウを農業協同組合に売っていました。彼が自分の手で醸造しようと決めたのは1978年になってからのことでした。それから1992年、彼は亡くなるその時まで醸造所で働いてきました。
その後、ポールの息子であるジェラールが後を継ぎ、祖母であるアグラエ、妻ジュヌヴィエーヴ、娘サビーヌの助けを借りながらドメーヌを近代化し、ワインをフランスのより大きな市場に広めていきました。今日、ブドウ栽培・ワイン醸造のディプロム(資格)を持った、若く、魅力的なサビーヌが後を継いでいます。彼女は既に農業コンクールで幾つかの賞を受賞しています。

ブドウ栽培
すべてのブドウ畑は町の喧騒とは程遠い、高度の高い肥沃な丘にあります。この理想的なブドウ畑でプロヴァンスの灼けるような太陽を浴び、ブドウは美しく成熟します。ワインは人の手を多く加えずともこの地の風土そのものの味わいを持ち、なめらかでフルーティ、野に咲く花々の香りを持つ素晴らしいものになります。
<主要ブドウ品種>
赤ワイン用ブドウ:グルナッシュ、カリニャン、サンソー、シラー、ムールヴェードル
白ワイン用ブドウ:グルナッシュ・ブラン、クレーレット、ブールブラン

エスプリ
ドメーヌは、彼らが育てたワインの、いわば作者であり責任者です。また、そうして造られるのがグロ・パタのワインです。
ドメーヌで尊重され受け継がれてきた家族の伝統は、オーク樽での醸造及び熟成です。オーク樽での熟成は上質なブドウそのものの味わいを引き立たせ、ワインにほのかな樽香と力強さを与えるのです。

生産者
 
 
概要
住所  
ワインメーカー  
生産国 フランス
地方 ヴァレ・デュ・ローヌ
アペラシオン コート・デュ・ローヌ
ワイナリーマップ
 

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