カーネロスのワイナリー

カーヴ・ドゥ・ラベ・ルス
地理 このドメーヌのブドウ畑は、ピレネー山脈と地中海が交わるフランスの南端に位置します。四方をコリウール、ポルト・ヴァンドル、バニュルス・シュール・メール、セルベールに囲まれ、トータル面積は1800haです。ブドウは片岩土壌からなる急勾配の斜面に植えられています。 歴史 カーヴ・ドゥ・ラベ・ルスは、この地方の最も古いドメーヌのひとつであり、上質なコリウールとバニュルスを造っています。 19世紀末、村の教会建設費用を出資するため、この教会の神父(l’abb?ラベ)が初めてバニュルスのネゴシアン・エルヴール(自家熟成を行うワイン商)を立ち上げました。ドメーヌの名は、この神父へのオマージュとして付けられました。 750のブドウ栽培者が所有する1150haの畑から ...
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シャトー・シミアン
地理 シャトー・シミアンは南仏オランジュから数キロメートルのマッシフ・ドゥショーの麓の小さな町、 ピオランに位置します。 シャトー・シミアンは AOCシャトー・ヌフ・デュ・パップ、 AOCコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ マッシフ・ドゥショー、 AOCコート・デュ・ローヌ、 VDPドゥ・ラ・プランシポーテ・ドランジュ・クレーレット と多くのワインを造っています。 歴史 シャトー・シミアンの歴史は1920年頃から始まります。 数々の幸福な偶然が重なりあって、現在のドメーヌが出来上がりました。 当時の所有者、シミアンの名を持つ最後の女性ソフィ・シミアンには、後継者が一人もいませんでした。 そのため自分の住まいを、長年献身的に仕えてきた若い女性マルセル ...
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シャトー・ヴァニエール
地理 シャトー・ヴァニエールは、プロヴァンス地方のカディエール・ダジュールとサン・シール・シュール・メールの間に南西方向を向いて位置しています。北はサント・ポーム山塊に守られ、東はカステレ村を望みます。 歴史 16世紀の終わり、サン・ヴィクトール大修道院は、ヴァニエールの土地をカステル村の領主にゆずりました。近年その地は、会社組織によって管理されるようになりました。 ブドウ畑 トータル面積は47haで、33haでブドウ栽培が行われており、2haが植樹待機中です。 平均樹齢は35年で、1haあたりの植樹率は5000株です。 土壌 泥灰土と石灰質土壌。上質なタンニンとエレガントでバランスの良い力強い香りを持つワインを作ります。 ブドウ畑の管理 バンド ...
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コート・ダグリー
地理 レ・ヴィニュロン・ドゥ・コート・ダグリーは、ラングドック・ルーション地方の中でも南寄りに位置します。ラトウール・ドゥ・フランスからエスタゲルに西部を渡り、コルビエールとフヌイエードの境界まで広がっています。 ブドウ栽培は片岩の沖積土に石灰岩の残るラトウール・ドゥ・フランスやモンネーなど、西部及び南部で発展しました。 歴史 アグリー(Agly)とはカタルーニャ語でAigle、偉大な大地を意味します。 「陶酔が得られれば、酒瓶など何でもよい!"Qu’importe le flacon, pourvu qu’on ait l’ivresse!"(=形より実質が大切)」とは、フランスの文人アルフレッド・ド・ミュッセ ...
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ドメーヌ・サルヴァ
地理 ドメーヌ・サルヴァが位置するのは、南仏ラングドック・ルーション地方ペルピニャンの西。フランスの最南端に近いラグリー渓谷の高い場所にあり、豊かな日差しと微気候、自然の大地の恩恵を享受しています。 歴史 ドメーヌ・サルヴァの歴史は、14世紀にヴィヴィエ家によって建立されたシャトー・ドゥ・テシャックの歴史と結びついています。1856年に手放されたそのシャトーをサルヴァ家が買い取り、イレーネ・サルヴァがブドウの栽培を始めました。今日イレーネの息子であるジャン・フィリップとその息子フィリップが、ドメーヌの指揮をとっています。 ブドウ畑 所有するブドウ畑は、高度400メートルの場所にカニグー山を向いて45ha、テット川南方向に25ha広がります。 <主要ブドウ品種> ...
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ドメーヌ・セゲラ
ドメーヌ・セゲラとは ドメーヌ・セゲラは7代続くドメーヌで、現在はトリニダッドとジャン・ピエール・セゲラによって運営されています。ワイン造りへの情熱とブドウ畑の風土(テロワール)への敬意を持ったセゲラは、高品質なワインを造ることによってルーション地方の評判を高めることを目標としています。全ての芸術がそうであるように、ワインの成功ははっきりとした技術的な判断基準によってのみ説明されるものではなく、幾つかの絡み合った要因の折衝にもよるもので、人的要素及び財政面の実質的な投資を必要とします。しかしこのことは、現代的なブドウ栽培では、しばしば軽視されてしまっています。 ワイン造りの特徴 ドメーヌ・セゲラは、個性のある、高品質なワインを造るためには以下のことが大 ...
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ル・クロ・ドゥ・カヴォー
地理 クロ・ドゥ・カヴォーのある小さな町ヴァケラスは、南仏の観光名所であるオランジュの東20km,アヴィニヨンの北西35kmに位置します。20haのブドウ畑は、コンタ・ヴネサンの平野を見下ろすダンテル・ド・モンミライユの斜面に広がる、標高200mのところにあります。 この地は標高が高いというだけでなく、他と隔てられた地続きの場所に位置します。このことが、ブドウ畑に特別な環境をもたらすのです。周囲は地中海の森に守られ、微気候と地理にも恵まれた、自然農法にはまたとない望ましい環境です。 歴史 1976:ジェラール・バンジュネ(現在のオーナーの父親)がドメーヌを購入 1986:化学合成物質を使わない栽培の開始 1989:正式にビオロジック栽培へ移行 1993:アンリ・バ ...
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レ・ヴィニョロン・ドゥ・ラジゲール
地理 レ・ヴィニュロン・ドゥ・プラネーズ・ラジゲールは、コルビエールとルーションの間、ピレネー山脈の支脈に位置します。ランサック、プラネーズ、ラジゲールの村はフヌイエード地域に属し、伝統に彩られたこれらの村は、ブドウ栽培に力を注いでいます。 歴史 この地では2000年前から既にブドウ畑が存在しており、数世紀に渡りワインを醸造・販売していました。1919年に設立されたヴィニュロン・ドゥ・ラジゲールは、ランサック、プラネーズ、ラジゲールの3つの村にある80のブドウ栽培者が集まってできた、ルーションで最初の協同組合です。 1975年には、AOCコート・デュ・ルーション、AOCコート・デュ・ルーション・ヴィラージュが認定されました。また、ラジゲールはすぐにルーション・ヴィラージ ...
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レ・ヴィニョロン・ドゥ・テラッツ
地理 テラッツ、それは伝説の地です。 かつて、この地方を流れるカントラン河の大きな早瀬のほとりの近くに、ミランダという名の不思議な町がありました。言い伝えによると、ミランダは長い間妖精の領地で、アーサー王の時代、そこには魔法使いたちが暮らした壮麗な広間がありました。ここで彼女たちは、魔法によって、気に入った人間たちの願いをかなえ、幸せをもたらしました。そのミランダこそが、現在のテラッツにあったのです。 今日そこでは、ヴィニュロン・ドゥ・テラッツが愛情を持ってブドウを育てています。そして神話や伝説は、今でも生きています。そう、テラスースというこの神々の美酒には、人間たちを幸せにする魔法の力が秘められているのです。 歴史 ヴィニュロン・ドゥ・テラッツは1932年に設立され ...
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