シャンパーニュ

AOCシャンパーニュはシャンパーニュ地方の主要なアペラシオンです。
パリから東に150kmに位置し、ぶどう栽培の北限にあるシャンパーニュのぶどう畑は、この地方で最高の石灰質の土壌に広がっています。
日当たりの良い丘陵で北風から守られ、ピノ・ノワール種、ピノ・ムニエ種、シャルドネ種のシャンパーニュのぶどう品種に適した微気候に恵まれています。
栽培エリアは1927年に指定され、今日では30500ヘクタールで栽培しています。
シャンパーニュ地方のワイン造りの村は、クリュと名付けられ、地質的な特徴をもとに分けられた4つの地区にあります。モンターニュ・ド・ランス、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、コート・デ・ブラン、コート・デ・バールの4つです。
320の村はそれぞれ、生産ぶどうのクオリティのレベルに応じて、80～100％の取引価格が割り当てられています。ぶどうの成熟、日当たりのよさ、土壌、地下土壌などがこの価格の判断基準です。