バンドール
カシスの近く、マルセイユとトゥーロンの間に位置するバンドールは、フランス南部の赤ワインを代表するAOCの一つで、ムールヴェードル種の特徴が十分に発揮されているワインです。
赤ワインは、ムールヴェードル種のほかにグルナッシュ種とサンソー種とでブレンドされ、力強く、締まりのある凝縮したタンニン構造で、多大な熟成能力を秘めています。
ラズベリー、サクランボ、桑の実、バニラのアロマに、胡椒のニュアンスが加わり、年を経てジビエなどの野生のブーケへと変化していきます。白ワイン、ロゼワインも同様に、複雑で豊かなアロマを放ちます。
シャトー・ヴァニエール
地理 シャトー・ヴァニエールは、プロヴァンス地方のカディエール・ダジュールとサン・シール・シュール・メールの間に南西方向を向いて位置しています。北はサント・ポーム山塊に守られ、東はカステレ村を望みます。 歴史 16世紀の終わり、サン・ヴィクトール大修道院は、ヴァニエールの土地をカステル村の領主にゆずりました。近年その地は、会社組織によって管理されるようになりました。 ブドウ畑 トータル面積は47haで、33haでブドウ栽培が行われており、2haが植樹待機中です。 平均樹齢は35年で、1haあたりの植樹率は5000株です。 土壌 泥灰土と石灰質土壌。上質なタンニンとエレガントでバランスの良い力強い香りを持つワインを作ります。 ブドウ畑の管理 バンド ...
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