リヴザルト
南仏を代表する天然甘口ワインのひとつ、リヴザルトのアペラシオンは、グルナ、テュイレ、アンブレ、オール・ダージュの4つのグループに分かれています。
ブドウ品種は、主にグルナッシュ・ノワール、グルナッシュ・グリ、グルナッシュ・ブラン、マカブー、マルヴォワジーが用いられます。
リヴザルト・グルナはグルナッシュ・ノワールから造られ、果実味にあふれた芳香と、赤い果実と黒い果実の香りを持っています。
リヴザルト・テュイレは赤色で砂糖漬けのフルーツの香りを持ち、酸素と接した環境で2年間以上熟成されます。
リヴザルト・アンブレは主に白ブドウ品種から造られ、テュイレと同じ醸造過程を経ます。このワインは金色に輝き、ハチミツ、ヘーゼルナッツ、アーモンド、くるみ皮のアロマを放ちます。
リヴザルト・アンブレとリヴザルト・テュイレは5年経つと「オール・ダージュ」と呼ばれ、そのアロマはオレンジの皮、ジンジャーブレッドへと変化します。
レ・ヴィニョロン・ドゥ・テラッツ
地理 テラッツ、それは伝説の地です。 かつて、この地方を流れるカントラン河の大きな早瀬のほとりの近くに、ミランダという名の不思議な町がありました。言い伝えによると、ミランダは長い間妖精の領地で、アーサー王の時代、そこには魔法使いたちが暮らした壮麗な広間がありました。ここで彼女たちは、魔法によって、気に入った人間たちの願いをかなえ、幸せをもたらしました。そのミランダこそが、現在のテラッツにあったのです。 今日そこでは、ヴィニュロン・ドゥ・テラッツが愛情を持ってブドウを育てています。そして神話や伝説は、今でも生きています。そう、テラスースというこの神々の美酒には、人間たちを幸せにする魔法の力が秘められているのです。 歴史 ヴィニュロン・ドゥ・テラッツは1932年に設立され ...
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