カオール
AOCカオールの地域には、くねくねと蛇行するロット河が流れ、訪れる人を魅了する美しい景色が広がっています。
その歴史は古く、生産されるワインは個性的なため、長い間、南西地方を代表するワインとして重要な役割を果たしてきました。
ブドウ畑は、夏は暑く乾燥するこの地域のなかでも最も暑く、最も痩せた土地に植えられています。
4000haの生産面積で、オーセロワ種とも呼ばれるコット種から素晴らしいワインが造られます。
この品種はとてもよく成熟し、痩せた土壌と丘陵から濃い色をした、タンニンの力強い、黒い果実、スミレ、リコリスのアロマを持ったワインを生み出します。
AOCカオールは南西地方の偉大なアペラシオンの1つです。
クロ・トリゲディナ
地理 ル・クロ・トリゲディナはカオールの街の西側に位置し、その範囲は、カオール地方の中心地であるピュイ・レベックと、ヴィーレ・シュール・ロット、フロレサ、トーザックの4つの地域に渡っています。 所有面積は70haに及び、粘土質ケイ質土壌と粘土質石灰土壌という、グラン・クリュワインに好ましい土壌によって形成されています。 歴史 ドメーヌは1830年から8代に渡り受け継がれてきました。 1830年、エチィエンヌ・バラデがクロ・トリゲディナで最初のブドウを植えました。微気候に恵まれていたおかげで1956年に霧の被害を受けたほかには特に天候被害はなく、今でも比較的古いブドウの樹から高級ワインが造られています。 ルネ・バラデは有名なワイン栽培者で、ワイン協会同様、カオール地方 ...
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