サン・シニアン
8世紀にこの地を開拓したベネディクト会修道士によって、サン・シニアンの地にブドウが植えられました。
1982年に格付けされたこのアペラシオンでは、品質の向上、そして最良の風土を生かすブドウ栽培に力が注がれてきました。
サン・シニアンの河流の両岸には、南側の粘土質石灰土壌と、北側の片岩や砂岩でできた土地の、2種類の特徴的な土地があります。
ワインは複数のブドウ品種のブレンドで造られ、60%以上をグルナッシュ種、シラー種、ムールヴェードル種の3種で占める必要があります。
サン・シニアンは、凝縮感と気品にあふれた複雑なワインで、カシス、ローリエのアロマを持っています。重厚な造りで、熟成するとカカオやトースト、高品質のフルーツリキュールのアロマへと変化します。
シャトー・ブロ
地理 ドメーヌ・ブロは、南フランスのベジエの北30km、海と山に囲まれたAOCサンシニアン(ラングドックのグラン・ヴァン)の中心部に位置します。ブスケのいにしえの王の森の近く、フォンジャン峠の美しい景観の麓の、歴史に彩られた穏やかな場所にブドウ畑があります。 歴史 シャトー・テンドンは、西暦880年の昔から、ベネディクト派の修道士が刈りとった小麦をテンドン・ドゥ・ピエルール製粉所に運ぶ前に麦打ちする場所でした。ルイ14世がラングドックに立ち寄った当時の家主の話によれば、時代を経た16、17世紀には「王室の狩猟」を受け入れるための別の建物に建て替えられる予定だったとういことです。 さて、1988年、父親ジャック・ブロが開拓について新しいヴィジョンを抱きました。当時は砂利地 ...
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