コリウール
AOCコリウールは、バニュルスの天然甘口ワインと同じ区画で造られ、その規模はおよそ400haです。
赤ワインは1971年にAOCに指定され、ロゼワインは1991年、白ワインは2002年に指定されました。
太陽を存分に浴びた大地で作られたシラー種、グルナッシュ種、ムールヴェードル種から、温かみのあるアロマ豊かで重厚な赤ワインが生まれます。
この力強いワインはスパイスや黒い果実のジャムのアロマを持ち、特にプラム、カシス、ブラックベリー、ブルーベリーの芳香を放ちます。その特徴は成長するにつれて、野生的で動物的な香りになります。
ロゼワインはアロマが実に強烈です。口に含むと力強く丸みがあり、外観は生き生きとして鮮やかです。
白ワインは主にグルナッシュ・グリ種とグルナッシュ・ブラン種を使用し、果肉の白いフルーツ、柑橘類、アカシアの香りが特徴的です。
カーヴ・ドゥ・ラベ・ルス
地理 このドメーヌのブドウ畑は、ピレネー山脈と地中海が交わるフランスの南端に位置します。四方をコリウール、ポルト・ヴァンドル、バニュルス・シュール・メール、セルベールに囲まれ、トータル面積は1800haです。ブドウは片岩土壌からなる急勾配の斜面に植えられています。 歴史 カーヴ・ドゥ・ラベ・ルスは、この地方の最も古いドメーヌのひとつであり、上質なコリウールとバニュルスを造っています。 19世紀末、村の教会建設費用を出資するため、この教会の神父(l’abb?ラベ)が初めてバニュルスのネゴシアン・エルヴール(自家熟成を行うワイン商)を立ち上げました。ドメーヌの名は、この神父へのオマージュとして付けられました。 750のブドウ栽培者が所有する1150haの畑から ...
詳細を読む